トップ活用事例印象は変えずに、コストだけを削減。ブランド価値を損なわないアパレル副資材の工夫
CASE STUDY

印象は変えずに、コストだけを削減。ブランド価値を損なわないアパレル副資材の工夫

BEFORE
  • 素材や印刷技法、抜き型に関して従来の方法を使用しており、コストが高かった。
  • 紙の形状や構造については十分に見直されず、無駄な使用や工数が発生していた。
AFTER
  • デザイナー視点での紙の選定で、風合いを保ちながらもコストを削減
  •  形状や構造の見直しによって紙の使用量を削減し、作業工数も減少させることに成功

課題

パッケージ資材にかかるコストを抑えたいというニーズは、近年ますます高まっています。特に下札や口紙といったアパレル副資材においては、使用頻度や数量も多いため、積み重なるコストが無視できない課題となります。

しかし一方で、価格を下げることで「安っぽく見える」「ブランドの世界観にそぐわない」といった懸念も生じやすく、単純なコストカットでは解決できないのが実情です。

コスト削減とブランドイメージの維持、この相反する条件のなかで、どのように素材や仕様、デザインを工夫するかが大きなポイントになります。コストだけでなく、見た目のクオリティやユーザーが受ける印象にも配慮した設計が求められる、非常にバランスの難しい課題です。

解決策

素材の見直しによるコスト削減

例えば、下札の場合、現在使用している紙よりもコストを抑えるために、より安価な紙を検討いたします。しかし、単に安価な紙を提案するのではありません。デザイナーの目線で、従来使用していた紙と詳細に比較し、同じ質感や風合いを保ちながらコストを削減できる紙を選定します。

さらに、新しいアプローチを取り入れることで、今まで使用していた紙の雰囲気とは違うものの、ブランドイメージにふさわしい新しい紙を提案することも可能です。これにより、コスト削減だけでなく、ブランドの魅力をさらに高めるデザインを提供することができます。

同じデザインでも、紙質を変えるだけで印象が大きく変わります。
テンタックでは、お客様のご要望に合わせた素材を厳選し、
試作を重ね、納得いただけるご提案ができるよう、丁寧なものづくりを心がけています。

構造・形状の見直し

口紙であれば、形状や構造を見直すことで、紙の使用量を削減することが可能です。無駄な部分を省き、必要最小限の紙で十分な強度を保つ形状を検討します。また、全体の組み立て工数を減らすことで、作業時間を短縮し、人件費を削減できます。最終的には製品の総コストを削減することが可能となります。

テンタックでは、素材選定・構造設計・デザイン提案を一貫して行い、お客様のご要望に寄り添ったトータルサポートを行っています。コストだけでなく、「らしさ」を大切にした資材開発をご希望の方は、ぜひご相談ください。

関連事業
アパレル副資材事業
ブランドラベルやパッケージなどを自社工場を活かして生産し、安定した品質で製品に付加価値を提供します。

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