11月22日・27日の掲載に続き、ハザイナノに関する記事が掲載されました。（繊研新聞2023年12月7日付7面）

【アパレルパーツ】ネーム、タグ、パッケージ　環境配慮を深掘り

　ネーム、タグ、パッケージはサステイナブル商材の採用が先行している。副資材にこだわる企業に向けて色気のあるデザインの商品開発にも意欲的だ。

　テンタックは大手フィルムメーカーと共同で、リサイクルポリエチレン100％のパッケージ「ハザイナノ」を開発した。高い透明度、海外生産対応、GRS（グローバル・リサイクル・スタンダード）認証とトレーサビリティー（履歴管理）が特徴だ。両社のスケールメリットや海外拠点を生かすことで、「リサイクル資材でありながら、比較的低コストで安定的に採用できる」という。消費者向けに販売するEC商材のパッケージとしても使用できるが、海外の縫製工場から日本にアパレル製品を輸送する際の袋としての用途を中心に見込んでいる。