繊維ニュース様にてテンタックの「RFIDとサステナ商品」についてご紹介いただきました。
RFIDとサステ商品好調
現在、業績をけん引しているのが、RFID(無線通信による個別管理システム)とサステイナブル素材商品だ。
RFIDは、アパレル分野ではサブスクリプション(定額利用)サービス向けといった新しい使われ方をしている。一方、非アパレル分野での用途も広がっており、雑貨・小物から医療関連、土産物と種類は多岐にわたる。
当社はRFIDについて、インレイの開発から製品化まで一貫して行う国内有数のメーカー。この強みを生かし多方面に製品を広げれば、ポートフォリオ拡大につながる。
副資材メーカーとしては、いち早くサステ素材を使った独自商品の開発に取り組んできた。
2024年から本格的に包装資材として提案を進めるのが、再生ポリエチレンを100%使用したフィルム「ハザイナノ」だ。
同製品は大手フィルムメーカーと共同開発した資材で、生産時に発生する端材を再利用するが、固定のルートで調達した原料を使用するため、透明度が高い良質なフィルムを安定的に供給する。
商品の拡販と並行し、作業の自動化・機械化を推進している。ウェブ上で商品を発注できるシステムの活用を顧客に提案しているが、さらなる業務効率化のため、こうした動きを加速させる。
「この記事は『繊維ニュース』を発行するダイセンの転載許諾を受けています」