繊研新聞様にてテンタックの新商品「ハザイナノ」に関して紹介いただきました。
テンタック
環境配慮のパッケージ拡充
リサイクルポリエチレン100%を開発
タグやラベル、パッケージ主力のテンタックが、サステイナブル(持続可能)なパッケージの品揃えを拡充している。このほど大手フィルムメーカーと共同で、リサイクルポリエチレン100%のパッケージ「ハザイナノ」を開発した。
フィルム製造や製袋で発生する端材を収集してペレットにし、ポリエチレンとして再生する。フィルムのリサイクル製品は「一般的には品質確保が難しいとされる」(テンタック)が、自社工場を持つ大手フィルムメーカーと共同開発することで高透明度を実現した。
海外生産も可能で「リサイクル資材でありながら、比較的低コストで安定的に採用できる」という。またGRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)認証を取得している。
用途は、海外の縫製工場から日本にアパレル製品を輸送する際の袋を中心に見込む。消費者向けEC販売商品のパッケージなどにも使える。
同社は焼却時に二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に削減する技術「グリーンナノCO2オフ」を使ったパッケージや包装資材でも採用実績を着実に増やしている。「様々な切り口で環境配慮商材を揃え、アパレル企業が最適なものを選べるようにしたい」とする。
パッケージの品揃えを強化している