繊研新聞様にてテンタックの新商品「ハザイナノ」に関して紹介いただきました。
【ファッションとサステイナビリティー】テンタック リサイクルポリエチレンの袋を開発
テンタックは大手フィルムメーカーと共同で、リサイクルポリエチレン100%のパッケージ「ハザイナノ」を開発した。
用途は海外の縫製工場から日本にアパレル製品を輸送する際の袋を中心に見込んでいるが、消費者向けに販売する商品のパッケージとしても使用できる。「安定した高品質」を売りに、アパレル企業に拡販していく考えだ。
商品の特徴は①高い透明度②海外生産対応③GRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)認証とトレーサビリティー(履歴管理)――の大きく3点。
フィルム製造や製袋する際に発生する端材を収集してペレットにし、ポリエチレンとして再生する。フィルムのリサイクル製品は様々な端材が混合されることで、にごりや黒点が発生しやすいため、一般的には品質確保が難しいとされている。
テンタックは自社工場を持つ大手フィルムメーカーと共同開発することでその課題を解消し、高透明度を実現した。
また両社のスケールメリットや海外拠点を生かすことで、「リサイクル資材でありながら、比較的低コストで安定的に採用できる」ようにした。
「安定した高品質」を売りにする