繊研新聞様にてカミナノ、カミナノライト、カミナノボードの各アイテム展開に関して紹介いただきました。
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【ファッションとサステイナビリティー】
テンタック 脱プラスチック、紙資材に選択肢
テンタックは脱プラスチックの需要に応え、紙資材の開発・販売を強化している。紙製のキーパーやフックといった資材を「カミナノ」シリーズとして打ち出し、紙資材を機能・コスト・風合いに応じて選択できるようにしている。
素材はプラ同様の強度や弾性がある通常の「カミナノ」、反発力はカミナノに劣るがコスト優位性が高いためプラから切り替えやすい「カミナノライト」、米袋などの古紙を再利用したクラフト紙で風合いのある「カミナノボード」の3種類。
形状は通常のカミナノでシャツ用資材のほか、ソックスフックやパッケージなどに取り付けやすいクイックフックに対応。カミナノライトはソックスフックとクイックフック、カミナノボードはソックスフックとミニハンガーを作れる。今後もカミナノシリーズのアイテムを順次増やす。
カミナノシリーズは天然セルロース繊維100%の原紙をナノレベルにまで分解して再度凝集・結合させた特殊強化紙など、紙の中でも「プラ製品と同じかそれ以上に強度が高い」ものを採用。大手製紙メーカーと共同開発した一貫生産でコストメリットがあり、紙への切り替えやすさにこだわった。大手企業での導入が先行しているが、中小のファッション企業や異業種での採用も本格化してきている。